食彩品館.jp

幸田憩いの農園(愛知県額田郡)【その2:プロスパー鮮魚売場編】地物鮮魚の惣菜セット(イネゴチ、メイタガレイ、)と自家製ニギス南蛮漬け。

【その1:直売所コーナー編】地元産生たけのこ、うんね(ツメタガイ)、姫うらしま草購入より続く
===================================

 この直売所へ来る目的のひとつにプロスパー社の鮮魚売場があります。地場商品を中心に結構な掘り出し物があったりして、来店する度にサプライズがある店です。
当 日のサプライズは大きな一色産天然真鯛。面構えと色が真鯛のそれではないのですが、いろいろと店頭で店の方から説明を受けると納得。へぇ~という感心は真 鯛に対してよりも店の方への感心です。食彩品館.jpの質問に丁寧に答えてくれるだけでなく、説明内容もすばらしい。流通業だけでなく、水産鮮魚関係の担 当は大抵、接客が苦手な方が多い中、丁寧に教えてくれました。感謝。

 さて、売場と商品。
相変わらず良いですねえ。品揃えと価格のバランスが。選べる楽しさがあります。
魚を購入する人は購入魚種を想定して来店する人は少ないと思われます。大抵は「晩酌のつまみ」「おもてなしの刺身」「年配者のための煮物」「テンプラ」 「鍋」とかメニューや使い道を念頭に来店し、売場で魚種を選定する。出来れば気軽に我が家のメニューに適した調理を頼める雰囲気があれさらに嬉しかったり します。
でも、なかなか鮮魚を使ったメニューを想定して魚種を選択するのは難しいので、POPやラベルにアレコレ簡単な「使い道」を書いておいてくれると助かります。そして、なぜこの魚種はこういった食べ方を勧めるのかという理由が表示されていれば嬉しかったりします。
たとえ、それが市場で「猫またぎ」的扱いを受ける不人気魚種であっても提案が魅力的であれば「一丁試してみるか」となるわけです。
プロスパーの売場にはそういった「魅力的な提案」が多数あり、さらに産地価格に対する値入率も適正レベルで、自店のロス率を客に負担させるような値付けをしていません。
ということで購入したのは以下の商品。

・お魚屋さんの南蛮漬け。
「今日は形原漁港のニギスです」という表示。今日はニギスということは明日来たら別の地場鮮魚を使った商品が食べられるかもという次回の来店促進にもつながるナイスなPOP表現ですね。↓

★購入商品 ニギス南蛮漬けといろどり惣菜セット 幸田憩いの農園20150409

↑ ・いろどり惣菜セット。地元漁港直送というシールと魚種名をきちんと表示してくれています。ありがたい。こういうのは嬉しいですね。
イネコチ、メイタカレイ、水カレイ。さすが、魚種がニッチですね。

・ Hガニ(ヒラツメ蟹)。

★購入商品 ヒラツメかに-2 幸田憩いの農園20150409★購入商品 ヒラツメかに 幸田憩いの農園20150409

こちらもきちんと「一色産」と漁港名を表示してくれています。嬉しいですね。ちょっと塩茹でしてみたのですが味噌が旨いし、内子入 りもある。これだけ入って600円はお値打ち。家に帰って袋から取り出して写真を撮影しようとしたたら脱走を試みる蟹が続出。結局、大きめなサイズは塩茹 でで、小さいものは味噌汁にしました。鮮度良好、味覚満足。

★購入商品 ヒラツメかに 幸田憩いの農園20150409 (7)

=====================================
幸田憩の農園
愛知県額田郡幸田町大字大草字上六條22-1
電話番号 0564-62-4339
駐車場 無料 約250台
年中無休 AM9:00~PM6:00
2009/02/12 幸田憩いの農園(裸イワシ、マトウダイ、チコタラ)
2009/03/07プロスパー幸田憩いの農園
 ヤナギカレイ、アラ(イシナギ)、マトウダイ、ホシザメ

●幸田憩いの農園20150409
 
==================================